2023.11.15
こんにちは小林知史ですpart14
映画の中で出てくる文字も担当させて頂きました。
僕は家が書道家の家系であるということで字も任されたのですがこれがなかなか大変な作業でした。
というのも僕の書く字は僕の字であって他の誰かの字では無いので、敢えて普段なら絶対に持たないペンの持ち方をしてみたり、体を捩ってみたり、紙を少し斜めにしてみたりなどしながらその人物ならどんな字を書くだろうかと想像しながら書きました。
それでもやはり僕が書いているため少し僕の字になってしまっているなと感じました。。。
難しいですね。。
”字にはその人が宿る。その時の感情も全て乗っかる。”
よく先生である祖父に言われたものです。
その言葉を胸に秘めつつそれぞれの字をそれぞれの役の気持ちになりながら書かせて頂きました。